1955-06-03 第22回国会 衆議院 商工委員会 第21号
最近における地質調査方法の二番目といたしましては物理探鉱法であります。これについては後刻三土参考人からお話がありますから詳しくは申しませんが、昔は物理探鉱法といえば屈折法というのを使っておったのですが、最近は反射法を使いまして探鉱しております。これもその探鉱の規模によりまして深さがきまるわけです。それによりまして探査しておりますが、この設備は日本では非常に貧弱なんです。
最近における地質調査方法の二番目といたしましては物理探鉱法であります。これについては後刻三土参考人からお話がありますから詳しくは申しませんが、昔は物理探鉱法といえば屈折法というのを使っておったのですが、最近は反射法を使いまして探鉱しております。これもその探鉱の規模によりまして深さがきまるわけです。それによりまして探査しておりますが、この設備は日本では非常に貧弱なんです。
特に石油、アスフアルト、天然ガスのごときは、一本の試錐にも長期間を要するだけでなく、地質調査方法が進歩いたしました今日、この地質の調査には各種の方法を併用いたしまして、広範囲にわたつて探鉱を実施しなければならぬというような事情もありますし、またその賦存地帶がたまたま積雪地帶にあるという悪條件もあるのであります。